虫除けの季節

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環境が作る精油の力

これからの季節、虫除けには欠かせないレモングラスとベチバーの精油。この2つの精油のお話を植物が環境に適応していく過程で身につけていくということを説明しながらお話させていただきます。

レモングラスベチバーは、高温多雨の土地で育ちます。湿度が高い気候から物は腐敗しやすく、虫も発生しやすいですよね。この気候のなかで育ったレモングラスとベチバーは湿度の高いところや虫などにも強くなって対応していったのでしょうね。
そして環境で生きていくために必要な力を備えていった結果、腐敗防止や虫除けに適している成分を身につけていったのですね。

レモングラスの活用

かつて、レモングラスは、ナイル川からの灌漑用水路の両脇に植えられていました。
これは、レモングラスが虫除けになること、そして根をしっかりと張るので用水路が崩れるのを防ぎ、水が綺麗な状態で保たれることから利用されていたようです。
香りはレモンに似た清涼感のある香りで精神面の疲労を回復し気分転換に役立ちます。特に長距離ドライブの時には、気分を一新してくれる香りなので「ドライバー精油」とも言われるくらいです。

ベチバーの活用

インドネシアでは、ベチバーを茅の代わりに屋根の内側に葺(ふ)いているそうです。これは、ベチバーが他の植物よりも腐敗しにくいからだそうです。その他にも、虫除けと天然のクーラーを兼ねて、水を含ませたベチバーを簾(すだれ)のように入口にかけていたそうです。
香りはスモーキーで落ち着く香りです。この香りは頭を休めてくれる香りです。「静寂の精油」とも言われ、心身のバランスを整えてくれる精油です。また、この香りは頭を休めてくれる香りで、休むことによってそれまでの刺激をクリアにし、新たに動き出せる精油です。

虫よけと腐敗防止

レモングラスもベチバーにも、腐朽や害虫・昆虫を忌避する作用があり、土壌や水質を保持するのに優れた効果を発揮します。
面白い話として、インドのヤシの葉に書かれた古文書は、レモングラスオイルを塗って保存されていたり、ベチバーは保留剤として多くのコロンにブレンドされていたりするそうです。
それぞれの特長が、人の生活の維持のために取り入れられているのですね。

せっかくですので、虫除けのスプレーのレシピをご紹介いたします。

虫除けスプレーのレシピ

  1. スプレー容器に5mlの無水エタノール(私の場合はアルコール度数の高いウォッカ)を入れます。
  2. そこに精油レモングラス…5滴、ラベンダー…3滴、ティートゥリー…2滴を入れ、よく混ぜます。
  3. さらに精製水45mlを加えてよく振って混ぜます。

※使用するときは、必ずよく振ってからスプレーしてくださいね。

安心して安全な虫除けスプレーで花壇のお手入れや行楽のお供にお使いください。

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