精油の力

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精油の特性

いろいろな精油にはそれぞれ異なる効用があって、その効用はもともと持って生まれてきたもののほかに育ってきた環境や条件に適応していきながら、より優れた効用を備えていきます。
また、それぞれの精油は個性ある香りと異なる性質をもっているので、古代の人たちは精油を生活に取り入れ心豊かに不調の改善に役立てていました。

植物の防御作用

自らの意志で動くことのできない植物には、身を守るために防御作用を持っています。
たとえば、キャベツは青虫に食べられると、そこから苦み成分を出して、その匂いによって青虫の天敵であるハチを引き寄せ青虫を退治してもらっています。
この防御作用は植物にとっての生体防御であり、その役割を果たしている科学物質は、人間や動物の生体防御やストレス軽減、自律神経の安定に有効なものだそうです。
その生体防御の反応として、過酷なストレス環境に置かれると、より多くの芳香成分を生成するという報告があるそうです。
植物は環境に適応するために、いろいろと変化してきているのですね。

植物療法

その土地でかかりやすい病気の特効薬は、その土地で育つ植物の中から見つかると言うように、自然の偉大なパワーには驚かされるばかりです。
また、先人たちが植物に着目して見出した植物療法は、その背景に風土や文化との深いつながりがあるのだなと思いました。

植物の環境

たとえばインドなど暑い地方で育つレモングラスは熱を下げ、ハンガリーやクロアチアなど寒い地域で育つジュニパーベリーは血行をよくし体を温めるといわれています。
日本には四季があるので、四季でいう夏の暑い季節には体を冷やす野菜が旬になり、寒くなってくると体を温める野菜が出てきます。
こうして人間は自然の恩恵を受けて生かされています。
そして偉大なる自然の力を借りながら、病気や体の不調を改善し、ストレスを軽減したり、毎日の生活がより良いものになっていけるよう自然と共存しています。

植物への感謝

植物から生まれた精油は生命力でいっぱいです。その命の力をかりて人間は心身のバランスをとったり、健康へと導いてもらっています。
植物から抽出した貴重な精油に感謝しながら精油のビンの最後の1滴まで大切に使いたいと常に思っています。
そして、アロマセラピストとしてアロマテラピーを通して健康へのお手伝いができることを嬉しく思うとともに、自らの知識やスキルももっと高めていきたいと感じています。

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