介護予防にアロマ ー水虫編ー

こんにちは。
本日もどうぞよろしくお願いいたします。

最適なアロマ

今日は、介護とアロマについて書かせていただきますね。
介護状態の悪化やそもそも介護が必要とする状態を少しでも遅らせたり、できる限り防ぐこと、また、軽減できることが何よりですよね。

介護予防に最適と言われておりますアロマを取り入れて、快適な生活を送れるように、介護予防に繋がるお話をさせていただきたいと思います。
もちろん、治療が必要な状態の場合は適切な医療関係に診ていただきたいと思います。
あくまでも、健康の維持の増進、介護される側、する側が快適に暮らしていける、ニーズに沿ったケアの提供・実体験からの声をお伝えてしていければと思います。

老人退行性疾患

そもそも、介護が必要となる高齢者が、老人退行性疾患により健康を保つ上で様々な問題が出てきます。
致し方ないことなのですが、長い年月かけて使ってきた細胞事態が老化により、退行していくことなのでそれに伴って様々な疾患にかかりやすくなります。
皮膚一つとりましても、ターンオーバー(新しい皮膚に変わるまでの時間)に時間がかかります。
ましてや、細菌やウイルスに対しての免疫力が低下したり、自然治癒力も低下してしまいます。
もちろん、疾患を治療することは大切です。そのためにも近代・西洋医学だけに頼るのではなく、代替療法も一緒に取り入れていくことで疾病の予防や治療に役立ちます。
アロマは生体防御機能を向上させたり、免疫力に底力をつけたり、香りが脳機能を刺激して生命力を賦活させることに繋がります。

水虫

老人退行性疾患の中で、以前、ブログで「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」のことや「老人性皮膚掻痒症(ろうじんせいひふそうようしょう)」に関してのお話はさせていただきましたが、やはり、高齢者の方に皮膚疾患で多い「水虫」についてもお話をさせていただきます。

高齢者になると、皮膚の角質層が厚くなり、ましてや、免疫力も落ち、皮膚のターンオーバーが上手く働かなくなってきますので、皮膚の角質層に感染しやすくなります。
特に、車椅子の方や寝たきりの方にかかることが多いようです。
これは、血流状態が悪く、末端の細胞まで新しい酸素や栄養が行き渡らなくなり、細菌やウイルスに対しての抵抗力が落ちるからです。
「水虫」とは白癬菌の感染でうつる皮膚疾患です。健康で抵抗力・免疫力がある方は、白癬菌が皮膚に付着しても直ぐに足を洗えば感染を防ぐことができます。
しかし、抵抗力・免疫力が落ちてしまっている高齢者の方は感染しやすくなります。

義父も両足になっていました。入院中、ほとんど、寝たきりの状態でしたし、老人性乾皮症になっていましたので、皮膚がカサカサして白癬菌が侵入しやすかったのかもしれません。

クロモジ

そこで、足浴の際、私の場合は4ℓ位のお湯にクレイと白癬菌に効果があると言われておりますクロモジとティートゥリ―、ラベンダーの精油(各2滴ずつ)を入れて試してみました。
もちろん、義父専用の足浴の桶で行いました。
クロモジはティートゥリーに比べ、白癬菌に対する最小発育阻止濃度が4倍強かったという報告もありますので期待していました。
が良くなるのに数か月かかりました。老人性乾皮症になっていたことも原因だったかもしれません。
もちろん、足浴のあとは、足の指先にもオイルトリートメントでケアもしていました。

足浴

あとから分かったことですが、足浴のお湯の温度が42度、20分間の足浴で90%以上白癬菌が殺菌されたという報告もあるようです。
あくまでも、個人差もありますし、人によっては40度のお湯でも熱く感じる方もいらしゃいますので、お湯の温度には気をつけてくださいね。
ちなみに義父は、40度でも熱く感じていたので38度位のぬるめのお湯で足浴をしました。

足浴をされるタイミングは、介護される方の状態、例えば、寝たきりの方や毎日入浴できる方とでは違ってきます。
回数なども同じことが言えます。介護をする方の状況(お勤めをされているなど)によっても違ってきます。
毎日、足浴をされた方が改善していくには早いのかもしれません。でも、毎日できなくても、大丈夫です。
介護はされる側もする側も、無理をせず、できることをしていくことが1番の改善策です。

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