お月様が私たちに与える影響のお話し

こんにちは。
夜は、ぐっと涼しくなりましたね。すず虫たちの音色がよく聞こえてきます。
夜空を見上げると綺麗なお月様。
そんな季節にちなんだ、お月様と体のリズムのお話をさせていただきます。
本日もどうぞよろしくお願いいたします。

月との暮らし 1

日本人は、昔から月の満ち欠けによる生活のリズムを大切にして、いろいろな行事を行ってきました。
中秋の名月は、皆様、よくご存じのお月見ですが、もともとは、お隣の中国から伝わってきたもので、日本では平安時代に定着したようです。

陰暦の八月十五日にあたるお月様のことを「中秋の名月」といわれていて、実は真ん丸お月様の満月ではないのです。
満月はこれより一日か二日ほどに後にあたります。

また、「中秋の名月」の「中」の字は「仲」ではありません。
つい、あれ、どっちだったかしら?と迷ってしまうときがありますが、「中秋の名月」の「中秋」は秋全体の真ん中を意味しているようです。
ちなみに、「仲秋」とは、秋を三つに分けて、「初秋」・「仲秋」・「晩秋」と呼ばれているようです。

このように覚えておくと、迷ってしまったときは、区別がつきやすいです。

月との暮らし 2

さて、今年の「中秋の名月」は、いつごろかといいますと十月四日にあたり、満月は二日後の六日なので、月年齢、十三夜になります。
十三夜のお月様は、栗のように見えることから、栗名月とも言われています。

このように名月がほんの少しかけていることは、まだあるようで、もう一つ、「中秋の名月」の他に、十三夜のお月見もあります。
「中秋の名月」の時は、台風や長雨の季節で楽しめないこともあるので、秋晴れの多くなる一か月遅れの陰暦九月十三日のお月様を十三夜のお月見として、美しい輝きを楽しむ習わしもあります。
今年は、十一月一日にあたります。

他にも、いろいろな形のお月様が夜空を、楽しませてくれています。
今年は過ぎてしまいましたが、陰暦七月七日の七夕の夜には、かならず南の空に上弦の半月がかかります。
七夕の演出に一役買ってくれているように、夜空を照らしてくれる「銀河月」といわれているお月様があります。

自然界のリズム

月には新月から始まり、上弦の月→満月→下弦の月というように、月の満ち欠けでそれぞれに名前があります。
天候や気温が心身に影響を与えるように、この月の満ち欠けの月のサイクルは、二十九・五日かかって新月から次の新月まで満ち欠けを繰り返しています。

この日数から月の満ち欠けは、月経周期と密接な関係があると言われていて、ある研究者は月のリズムと出産数の関係も研究をしたようです。
その結果、出産数のピークは、満月、新月の前後に多いことが分かりました。
人間の生殖は、月の満ち欠けと深い関係があると言われていることは、神秘的な事実だったのですね。

月のリズムだけではなく、気圧の関係で頭が痛くなる方がいらしゃいますよね。
雨が続いていて日照時間が少なかったり、暑すぎても寒すぎても、私たちの心身に天候や気温が影響を与えていることもわかっています。

自然界のリズムは、「陽が昇って沈む」この当たり前のことなのですが、それが、とても大切なリズムなのです。
そのことを、裏付けるできごとを次回、お話をさせていただきます。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
にほんブログ村ランキングに参加しています。応援していただきましたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。


にほんブログ村 美容ブログ アロマサロンへ
にほんブログ村

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ