頭皮のトリートメントをして体と心を元気にする

こんにちは。
朝晩とすっかり涼しくなってまいりましたね。
体調、崩されてはおりませんか?
今日は、先週の続きで、頭皮のトリートメントのお話をさせていただきます。
本日もどうぞよろしくお願いいたします。

筋膜と頭皮の関係

前回は、「筋膜」が、皮膚の下にあって、全身を包み、筋肉の構造、動きに深く関係しているというお話はさせていただきました。
人間の体の構造上、頭の先から足の先まで、一枚の筋膜(皮膚)で覆われています。
どこか体の不調が発症しても、不調の部分だけを施術するのではなく、頭皮も緩めてあげますと、改善され、効果があると実感されております。

ストレスからくる体の不調

私自身も、何かしらのストレスが原因で体の不調を感じることがあります。
それは、長時間同じ姿勢で過ごしていたとか、ジョギングなどの筋肉疲労からの不調もありますが、季節の変わり目からくる不調や心理的な負荷がかかり、ストレスが原因で体に影響が出てしまうケースもあります。
ストレスによって「脳の疲れ」が出て、脳内ホルモンバランスが崩れて、思考ややる気さえも衰えてしまいます。
それは、幸せホルモンと言われております「オキシドシン」の低下や考え方がマイナス傾向になって笑顔が消えてしまうと「NK細胞」も低下して免疫力も低下してしまうからです。

アーユルヴェーダの教えと日本の教え

世界最古の伝統医学とされる古代インドの「アーユルヴェーダ」は、「体・心・魂の健康維持には、頭部のケアが重要」と考えられています。
ストレスからくる緊張が原因で、頭皮を硬くして、首や肩にも影響を与え、血流を悪くさせ、その結果、老廃物や水分も滞って、体全体が不調になっていきます。
よく怒っていることが多い方は、頭部のつの(鬼のつのを真似て指を立てる場所です)の部分が盛り上がっています。
その部分を緩めるだけでも、落ち着いてきます。昔の方は、花嫁衣装で角隠しをしていましたよね。これから嫁いでいかれる花嫁さんに怒らないようにというメッセージだったのでしょう。

頭皮のトリートメントの目的

頭皮のトリートメントの目的としては、頭皮にたくさんありますツボをおしていきます。
なぜ、ツボをおすといいのかといいますと、人の体には、エネルギー源であります気や血液を運ぶための道路=経脈が走っていて、その経脈の上に駅=ツボがあります。
流れが滞ってしまいますと渋滞が発生し、凝りとなります。この滞りをなくすこと、ツボをおすことで、通りがよくなり、つまりの改善、エネルギーの流れが改善されることになります。
そしてもう一つ、頭皮の緊張をやわらげ、頭部全体の血行がよくなります。

頭皮のトリートメントの効果

頭部のトリートメントによって、頭皮の血流を促すと、リンパ液や脳脊髄液、そして頭蓋骨の内側にあります脳の血流にも影響を与えます。
脳の血流が促進されますと、集中力が高まったり、ネガティブな感情をスッキリさせるなどの効果にもつながると考えられます。

パソコンなど目を酷使したときなどは、後頭部にあります目の疲れによいとされるツボを念入りにトリートメントしてあげてください。
スッキリとして、お仕事がはかどりますよ。

頭皮のトリートメントのポイント

では、最後に頭皮のトリートメントをするときのポイントをお伝えいたします。

  • リラックス効果のあります香りの中で、ゆったりとした呼吸で吐く息の方を長めにしてください。
  • 弱め、もしくは気持ちいい強さで20秒ずつを目安に、指の腹で優しく圧をかけ、小さく動かし回したりして、頭皮を動かしてください。
  • 髪の毛の生え際から髪の流れにそって、5本の指で髪をかきわけるように頭頂部を通ってください。
  • 特に、後頭部は手のひらを使ってこすり、温めるように丁寧にゆっくり行ってください。
  • 最後に、髪の毛をわしつかみし、引っ張るように軽く刺激を与えてください。
    (全体で2分くらいを目安に行ってください)

※何かご不明な点等ございましたら、サロンの方にご連絡、ご相談下さいね。

ぜひ、手軽にできます頭皮のトリートメントをして、体と心の不調を改善されてください。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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