ホメオスタシスのおかげで元気な体と心。それを助ける香り教えます。
こんにちは。
朝晩と急に冷えて参りましたが、体調崩されていませんか?
こんな時は、体調が崩れてしまいがちです。そんな時に、簡単にできるケアの仕方をお話をさせていただきます。
本日もどうぞよろしくお願いいたします。
恒常性=ホメオスタシス
こうも一気に、気温なり、湿度なりが変化してしまいますと、心も体もびっくりしてしまいますよね。
人間には、本来、暑い時は、体温が上昇しないように、毛穴を広げ、汗を出やすくし、皮膚の表面を汗でぬらして冷やそうとしてくれています。
逆に、寒くなったときには、体温を守るために、毛穴を閉じ、熱が出ないようにしてくれています。
このように、私たちの体は、毛穴を広げてとか、閉じてとか言わなくても、自然にこの作業をして、外的環境、この場合は、暑かったり、寒かったりから、体温を一定の温度に保ってくれています。
これを恒常性=ホメオスタシスと言います。
このホメオスタシス(恒常性)は、他にも、食べた物の影響で血糖値が急に、上昇をしないよう、脾臓からインシュリンを分泌したり、他にも、内部環境のバランスを生存に適した一定の状態に保ってくれています。
この一定の状態といっても、一定の範囲内で【揺らぎ】ながら維持しようとしてくれているのです。
ホメオスタシスの働きで
このホメオスタシスの一定の状態は、自律神経系、内分泌系、免疫系で制御されていると考えられています。
もともとは、病気になりにくかった方でも、加齢や生活習慣の乱れや偏りなどで、内部環境のバランスが乱れてしまい、自律神経系や内分泌系に影響して体質が変わってしまうこともあります。
今まででしたら、病気にかかりにくかった方も、発症してしまうケースがあります。
例えば、塩分の過剰な摂取、糖分の過剰な摂取は、内部環境の一定の範囲内の【揺らぎ幅】を超えてしまい、偏ってしまっている状態が、一定化してしまうので、病気になってしまうのです。
また、外的要因にストレスがありますが、特に、このストレスは、脳内環境に著しく影響を与え、乱してしまいますので、免疫力を低下させてしまいます。
ストレスは、味方?それとも敵?
全てのストレスが天敵ということではありません。
脳内の中には、神経伝達物質というものがあります。
皆様も耳にしたことがある「ノルアドレナリン」「セロトニン」「ドーパミン」も神経伝達物質です。
この「ノルアドレナリン」「セロトニン」「ドーパミン」の3つは、瞬時に増減していて、私たちの感情や気分を変えています。
- ノルアドレナリン・・・『やる気』『元気』『活動力』
- セロトニン・・・『安心感』『冷静さ』
- ドーパミン・・・『満足感』『幸福感』
に関わります。
特に、ストレスと密接な関係がある「ノルアドレナリン」は、ストレスを受けたとき、立ち向かうにしても、逃げるにしても、「ノルアドレナリン」の増加が必要になります。
例えば、スポーツをするときなど、緊張やプレッシャーなどのストレスが、「ノルアドレナリン」を増やして励みになります。
元気になって、やる気が出て、集中力も上がり、活動的になる「ノルアドレナリン」は、有益な快ストレスならば良い結果に結びつきます。
しかし、過剰に反応して「ノルアドレナリン」が出てしまうと、動悸やめまい、息切れがしてしまい、「ノルアドレナリン」が出すぎてしまった結果、枯渇状態になって、今度は、『だるい』『気力がない』『疲れやすい』となってしまいます。
脳内環境の【揺らぎ】に有効な精油(エッセンシャルオイル)は?
内部環境のときにも、お話ししました、一定の範囲内の【揺らぎ】ですが、脳内環境にも、この一定の範囲内の【揺らぎ】が大切です。
【揺らぎ幅】を超えてしまいますと、戻れなくなり、ホメオスタシス(恒常性)が乱れてしまい、偏りが定着して病気になってしまいます。
できれば、未病の状態で、保っていたいですよね。
精油(エッセンシャルオイル)は、病気を未然に防ぐため、【揺らぎ】から超えないよう、一定の程よい状態に戻す効用があると言われています。
そこで、精油(エッセンシャルオイル)の力を借りて、快適に過ごしてみてはいかがでしょうか。
本日は、「ノルアドレナリン」に有効な精油(エッセンシャルオイル)をご紹介いたします。
ローズマリー・カンファ―にジュニパーベリーとレモングラスのブレンドは、幸福感とやる気を起こさせてくれます。
逆に、興奮気味のときは、メリッサにローズウッド、ラベンダーとベルガモットのブレンドが気持ちを鎮めながら、心に明るさと安心感を与えてもらえます。
その時の、気持ちの状態に応じて、適した精油(エッセンシャルオイル)を選び、 ディフューザーに入れて、お部屋全体を香りで包んであげてくださいね。
次回は、安心の「セロトニン」と満足の「ドーパミン」についてお話しさせていただきます。
もちろん、有効な精油(エッセンシャルオイル)も、ご紹介いたしますね。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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